◆雪の日の六太◆
まともな六太
今にも夏が始まろうとしている時期には外れた感が否めませんが。
線画を描いたのが、「十二国記」がアニメ化!という報を聞いた頃のものなので、ってかなり古いぞ。
着物が適当・・・俯瞰っぷりも割と適当・・・今も画力は大して変わりませんが。

六太は、とても好きなキャラです。いや、私がショタってだけじゃなく(苦笑)。
苦しい生活の中、なおも搾取され続ける貧窮の世界で生きてきた彼。
両親は、口減らしのため、まだ幼く、働き手にはならなかった彼を、薄ら寒い山中に置き去りにします。
両親の苦しい選択を理解し、運命を受け入れ、静かに事切れようとしたとき、彼の国からの迎えがやってくるのです。

その迎えは、六太にとって、果たして幸運なことだったのでしょうか。
立場が一変し、支配する側に立った後の苦悩や、それを内に抱え込んでのシニカルさ。
鷹揚と構える尚隆とは、一見相容れないかのように映りますが、結構ふたりの息はあっていると思うんですね。
その辺、いつか漫画で描きたいよなぁ、と思いつつ、幾年月・・・もう他の方々が描いてるしね・・・。

アニメは幾度となく再放送を繰り返していたので、DVDに録画したい〜と思いつつ、結局全編は録り切れておりませんで(^^;
こうなったら大人しく市販のDVD買うべきなんでしょうかねぇ〜。

それにしても、新刊はいつなのだろうかぁ・・・。

2005年7月2日


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